当センターでは、入院中の患者様の転倒・転落※を1件でも未然に防ぎ、もし転倒・転落となった場合にも骨折などの大きな受傷が1件でも少なくなるように「転倒転落防止委員会」が活動をしています。その活動の一環として、昨年より10月10日(テン倒テン落のごろ合わせ)を「転倒転落防止啓蒙デー」とし患者様や職員に転倒転落防止をPRしています。
入院などの環境の急激な変化により転倒や転落が多いのは、医療者には周知の事実ですが、患者様やご家族様はあまりご存知ないのではないかと考え、当院の過去の転倒・転落データを踏まえて、ポスターを作成し院内掲示や患者様や職員に配布しました。
要因や起きやすい場所を知っておくだけで転倒・転落を防ぐことができます。「転倒転落防止啓蒙デー」をきっかけに日頃から意識して過ごしていただき、転倒・転落事故の予防にご協力ください。
※転落:ベッドや椅子等から床面へ落ちてしまうことをさしています。