「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の三大疾病に対応した専門的な検診コースを用意しております。健診で「糖尿病」「脂質異常症（高脂血症）」「高血圧」が疑われる方、毎年、健診を受けているけど体調が気になるという方におすすめです。

動脈硬化が脳内で起こると脳卒中（脳梗塞、脳出血）などの脳血管障害を引き起こし、身体麻痺などの後遺症や寝たきりの原因となるだけでなく、命にかかわります。また、心臓で起こると狭心症や心筋梗塞などの怖い病気を引き起こす原因となります。頸動脈エコー、MRI（1.5テスラMRI）・MRAによる画像診断等で動脈硬化の状況をチェックし、 脳卒中の兆候、自覚症状の出にくい脳動脈瘤、無症状の脳梗塞や脳腫瘍のほか、心疾患などを早期発見し、予防と治療につなげます。

肺がんは、がんの中でも治療成績が悪く、部位別がん死亡の第１位となっています。胃がんや大腸がんなどに比べ、従来のレントゲン検査だけでは早い段階で発見するのが難しく、 自覚症状が出た時には全身に広がっているケースが多いのが、その理由です。しかし、最新の画像診断を組み合わせることで、症状の出ない小さな早期肺がんの発見が可能となり、早期に治療すれば約8割は治るといわれています。当センターでは、画像診断に苦痛のない最新鋭の低線量CT（320列マルチスライスCT）を使用し、早期発見を目指しています。

胃がん、大腸がんはがん部位別罹患・死亡の上位を占めるほど、身近ながんです。しかし、自覚症状のない早期のうちに発見すれば、内視鏡で切除でき完治も可能になり、消化器がんの予防には定期的な検査が大変有効です。 内視鏡検査、超音波検査、低線量CT（320列マルチスライスCT）を組み合わせたこのコースは、胃がんと大腸がんを同時に検査できるのでおすすめです。