総合的にサポート
種子島医療センターでは小児科専門医が常駐し、専門疾患はもとより
心身の発達や療育、育児を総合的にサポートしています。
種子島医療センターでは、子どもの健康と命を守るだけでなく、心身の発育さらには子育てを医療の面から支えていくのも大切な務めと考えています。島内完結の医療を目指し、専門外来の充実に取り組む一方で、周産期医療の充実や子育てをサポートする活動を支援するなど、離島だからこそできる小児医療の在り方を模索し続けています。
2020年度の種子島医療センター小児科は、鹿児島大学病院関連病院となっており、当センター小児科専門医である部長と鹿児島大学病院から派遣された小児科専攻医の3人体制で診療を行っております。
人口3万人の種子島の基幹病院小児科の役割として、新生児期から思春期まで、感染症アレルギー疾患等と各種専門外来を伴った一般診療はもとより、時間外の救急診療、種子島産婦人科と連動した周産期医療、および健診や予防接種、発達外来などの小児保健活動の4分野を総合的に行える体制を整えています。
小児科の診療対象は、新生児から思春期(原則は中学校まで)までですが、疾患によっては高校生まで診察しています。感染症、アレルギー、内分泌、循環器、腎臓、血液腫瘍、小児外科疾患の他、てんかん、脳性麻痺、言語発達遅滞、精神運動発達遅滞、染色体異常、発達障害などの小児神経疾患については多岐に渡って診療を行っております。
さらに、より専門性の高い疾患や3次救急疾患に関しては、提携病院である鹿児島大学病院や鹿児島市立病院と連携を図って対応するほか、皮膚科や耳鼻科、整形外科といった小児疾患と重なる分野など、小児科で対応困難なものについては、院内他科への紹介をスムースに行っています。
感染症、アレルギー、内分泌、循環器、腎臓、血液腫瘍、小児外科疾患、てんかん、脳性麻痺、言語発達遅滞、精神運動発達遅滞、染色体異常、発達障害など。より専門性の高い疾患および3次救急疾患は、鹿児島大学病院や鹿児島市立病院と連携しながら対応しています。
2016年度 | 15,950人 |
2017年度 | 15,465人 |
2018年度 | 14,605人 |
2019年度 | 13,370人 |
2020年度 | 8,214人 |
2021年度 | 8,499人 |
「定期接種」:MRワクチン(麻しん風しん混合)、BCG(結核)、二種混合(ジフテリア、破傷風)、四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)、日本脳炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、水痘(みずぼうそう)ワクチン、子宮頸がんワクチン、ロタワクチン(2020年10月から定期接種となりました)
「任意接種」:インフルエンザワクチン、ムンプスワクチン
種子島四葉の会