今年6月に新型コロナウイルス感染症と季節外れのインフルエンザの同時流行が起こった種子島の状況について、髙尾病院長が『日経メディカル』のインタビューに答えました。インタビュー記事は、2023年9月25日『日経メディカル』の「シリーズ◎新興感染症」に掲載されました。ぜひ、ご覧ください。
INTERVIEW◎種子島医療センター病院長の髙尾尊身氏に聞く
インフル+コロナ同時流行をどう乗り越えたのか
「梅雨が明けると爽快な青空と海と緑の種子島になる。だが、今年の夏は今までとちょっと違う」。鹿児島県西之表市にある種子島医療センターの病院長を務める髙尾尊身氏は、院内向けに発信した「7月講話」をこう書きだした。例年なら熱中症への対応を求めるところが、今回は違った。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者だけでなく、季節外れのインフルエンザ患者も急増したからだ。髙尾氏は「センターの結束とパワーで『発熱の夏』を乗り越えよう」と呼びかけた。はたしてどうなったのか。