
【ごあいさつ】
"離島看護"についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
私が看護師として働いてきた35年間は、経験のない症例と向き合い勉強しながら看護を行い、実践しながら学ぶ、その繰り返しでした。
私が看護師として働いてきた35年間は、経験のない症例と向き合い勉強しながら看護を行い、実践しながら学ぶ、その繰り返しでした。
しかし、一日として同じことがなく、自然と幅広い看護力が身に付き、島民の医療を支えていることを実感できました。それが離島看護であり、まさに看護現場学そのものです。
一方で病院は、誰もが新しいことに挑戦でき、夢に向かって成長できる環境とチャンスを与えてくれました。人を育てることで26の診療科を抱える総合病院へと成長したのが、私たちの種子島医療センターです。
島民の命を守るために、スタッフ自らが学び、島に必要な医療、看護を取り入れてきたことは、当院の伝統であり、私たちの誇りです。
ここには、男女の別も、身上も関係ありません。自分が必要とされ、主役となって働く環境のなかで、がんばり次第でスーパーマンにもなれます。
種子島でしかできない経験をしながら看護力を磨きませんか?
その力を持ってすれば、私たちが目指す「しあわせの島。しあわせの医療」、さらには「しあわせな人生」を実現できると信じています。
看護部長 園田満治
その力を持ってすれば、私たちが目指す「しあわせの島。しあわせの医療」、さらには「しあわせな人生」を実現できると信じています。
看護部長 園田満治
【看護部の理念】
安全・安心・安楽な質の高い看護を提供します。
1.私たちは、皆様の信頼に応えられる看護を実践します。
2.私たちは、人権を尊重した心温かな看護を実践します。
2.私たちは、人権を尊重した心温かな看護を実践します。
【看護部の年間目標】
(2025年度)
テーマ:変容・協働
〜状況の変化に柔軟に対応できるチーム力を培おう〜
テーマ:変容・協働
〜状況の変化に柔軟に対応できるチーム力を培おう〜
1.病院経営に対応できる看護体制を確保する
- 病棟編成と看護師適正配置への取り組み。
・重症化率や看護必要度に合わせ、看護の質を担保できる人員配置の見直し。 - 効果的、安全な病床管理。
・病床編成後は病床数減少となるため、ベッド稼働率が95%台を維持できる地域包括ケアネットワークの強化。
・入院支援体制の構築と退院支援の充実を図る。 - 看護業務DX化として看護記録の見直し。
・チームコンパス導入のもと看護記録の標準化を図る。
・各専門チームやワーキンググループの活動について数値の見える化を図る。
・看護記録の標準化が記録時間の短縮につながる取り組み。
2.一人ひとりが持つ力を発揮し、安全安心な看護が提供できる組織作り
- 研修体制の充実による看護の質向上を図る。
・個々の看護観を育み、キャリアアンカー定着を促す集合研修の開催と再考。
・学びを得たスタッフを活用した院内研修会を継続し、学びを得やすい風土の醸成を図る。
・施設基準に必要とされる研修を含む院外研修への積極的な参加を促す。
・「共育」の意識を共有し、看護学生や新人看護師の所属感を高め、安心して積極的に学べる機会を提供する。
・専門分野の看護師育成や看護研究活動の推進。 - 専門チーム活動を通して、横断的な視点と看護実践能力を高める。
・看護管理者を中心に部署や委員会活動の企画・運営の実践力向上に取り組む。
・委員会活動を充実させ、スタッフ育成につなげる。
3.満足度の高い職場環境作りを強化し、人材確保につなげる。
- 事務部や他部署との連携を強化し、設備や働く環境の整備。
- 医師や多職種との役割分担を行い、タスクシフト・タスクシェアの推進。
- 看護職の多様な雇用形態を検討し、人材確保・職員満足度向上への取り組み。
- 業務の安全性・職員間の公平性・取得の優先度を考慮した年次休暇取得の整備。
- 広報活動及び学校訪問、就職説明会、病院見学の看護職員確保の試みを継続する。
【看護体制】
入院から退院までひとりの患者さんをひとりの看護師が受け持ち、一貫した看護を行うプライマリーナーシングを基本に、チームメンバーが看護チーム体制を組み互いに支援しながら継続した看護を行う固定チームナーシングを採用することで質の高いケアの提供を目指します。
〈看護方式〉
固定チームナーシング、プライマリーナーシング
固定チームナーシング、プライマリーナーシング
〈看護配置基準〉
急性期一般病棟:入院料1(7:1)
地域包括ケア病棟:入院料1(13:1)
回復期リハビリテーション病棟:入院料1(13:1)
急性期一般病棟:入院料1(7:1)
地域包括ケア病棟:入院料1(13:1)
回復期リハビリテーション病棟:入院料1(13:1)
【看護部組織図】