〈概要特色〉
当科は、麻酔科専門医1名が常勤し、非常勤医のサポートを得ながら年間300例ほど手術・麻酔を行っております。
島内唯一の総合的病院として地域医療連携を推進する当センターでは、休日・祭日を含む24時間体制で緊急手術を行うとともに、種子島産婦人科においては鹿児島大学病院産婦人科・麻酔科と協力し、オープンシステム(開放型病床)によりバックアップしています。
当科では、麻酔における患者さんの安全を最大目標に、手術による侵襲を防ぐ最適な方法を選択しています。手術が決定した患者さんには、麻酔科による術前診察で全身状態を把握し、手術中の安全を確保するための検査・診断を行い、安心して手術・麻酔に臨んでいただける体制を整えています。
また、高度救命救急士の挿管実習も行っており、患者さんからは95%を超える協力をいただき、毎年約2名の救急救命士が気管挿管技術を身につけた者として認定を受け、救急現場で活躍しています。心肺停止後の社会復帰率も年々上昇し、10%まであと一息のところまできています。
〈主な手術と特色〉
すべての手術の麻酔管理
〈実績〉
脳神経外科手術件数
2015年度 | 302例 |
2016年度 | 267件 |
2017年度 | 274件 |
2018年度 | 258件 |
2019年度 | 323件 |
※件数は当センターのみ。種子島産婦人科等との連携は除く