〈概要特色〉
当センターの眼科は、島内では唯一常勤医が常駐し、外来受診患者数は年間約12000人、手術件数は年間500例を超えます。
白内障、緑内障、網膜疾患、角膜疾患など、眼科疾患全般を診察しており、光干渉断層計(OCT)の導入により、加齢黄斑変性や黄斑円孔、網膜浮腫を迅速に診断できるようになりました。外科的治療である網膜硝子体手術、翼状片手術のほか、光線力学療法などの種々のレーザー治療、加齢黄斑変性症および黄斑浮腫に対するラニビズマブ・アフリベルセプト硝子体注射も行っております。
なお、毎週火曜、木曜、金曜の午後は手術のため外来は休診、土曜の午前中はコンタクト外来のみで一般の診療は行っておりません。
また、当科では今年度より新規に常勤の視能訓練士を1名配属いたしました。これまで他院への紹介を要していた小児斜視弱視の症例も当院にて継続的にフォローが可能になりましたので、お気軽にご相談頂ければありがたいです。
昨今のコロナ禍により、地元で医療を完結させたいと希望される患者さまが増えてきているようです。当科でもできる限り患者さまが充足されるように、さらなる研鑽を積みたいと思います。
〈主な対象疾患〉
白内障、緑内障、網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑疾患(黄斑前膜、黄斑円孔、加齢黄斑変性など)、前眼部疾患、小児眼科、眼外傷など
〈実績〉
手術件数
白内障 | 翼状片 | 硝子体 | その他 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|
2015年度 | 438 | 37 | 27 | 12 | 514 |
2016年度 | 440 | 16 | 21 | 6 | 483 |
2017年度 | 359 | 31 | 20 | 14 | 424 |
2018年度 | 455 | 36 | 20 | 15 | 526 |
2019年度 | 430 | 20 | 23 | 8 | 481 |
2020年度 | 409 | 12 | 17 | 9 | 447 |
2021年度 | 400 | 9 | 19 | 6 | 434 |
2022年度 | 365 | 8 | 17 | 12 | 402 |
2023年度 | 398 | 16 | 19 | 17 | 450 |