2月朝礼講話―「誇り」と「絆」―

 

おはようございます。
先日の病院祭では多数の職員の皆さんに協力して頂き、おかげさまで好評のうちに無事行事をやり遂げることが出来ました。ありがとうございました。
テレビ等でもご活躍中の鎌田實先生に講演いただきましたが、聞けなかった職員が多いと思いますので、ここで少し振り返って見たいと思います。

 

鎌田先生のお話の焦点は、地域包括ケアを進める中で医療者と患者のコミュニケーションを密にすることの大切さ、ということでした。
「医療者と患者」よりも「人と人」の絆を大切にすること。
患者さんが今何を望んでいるのか、ご家族は何を望んでいるのか、よく話し合い、その希望を叶えてあげる努力をする。
そこからコミュニケーションが始まるということを力説されました。
私も改めて、医療者として「優しい視点」を持って仕事をしていこうと考えた次第です。

 

また、聴衆の皆さんに対して種子島医療センターが頑張っていることに「感謝しましょう」と呼びかけたことには、大変感銘を受けました。
私たちは「誇り」をもって、「絆」を大切にした医療を行っていきましょう。

 

まだ、寒さが続く今月もインフルエンザと闘いながら、頑張りましょう。

 

髙尾 尊身