皆さん、あけましておめでとうございます。
初めに、インフルエンザ・コロナの大流行が直撃する中、年末年始に勤務をされた職員の方々には厚く御礼申し上げます。
さて、今年は昨年と違って穏やかな元旦を迎えることができたようです。
しかしながら、世界そして日本の社会は、さらに流動的となり、予想がつかない出来事あるいは不条理なことが起きる漠然とした不安に覆われているようです。
ウクライナやパレスチナの恐怖の連鎖が世界をカオス化し、日本でも様々な殺傷事件が発生し、解決に向けた選択に希望がみい出せない時代です。辛い思いをしている人達の立場に思いを馳せるしかない日々が続いています。
それでも、離島・種子島では令和七年も普通の日々が始まっています。
が、ゆっくりとすべては変わりゆくのです。今が絶対ではなく、あなたの選択が未来を、自分を変えるかも知れません。ただ、変わらないのは、あなたの医療に対する信念であり、希望なのです。
私たちの中には、人生の分岐点が迫っている仲間もいることでしょう。
人生の分岐点に立った時、勇気を持って、希望に続く道を選択しましょう。
そして、傷ついている誰かがいたら手を差し延べましょう。
皆さんの知恵と能力が誰かの命を守り、誰かの生きる力を守り、人々をつなぐ架け橋となるでしょう。
種子島のためにも、私たちの医療が令和七年の希望であり続けたいのです。
忘れないで欲しい。あなたの勇気ある選択こそが「希望」に導くことを。
皆さんにとって、令和七年が希望輝く年となりますように!
病院長 髙尾 尊身