7月28日16時27分に発生した令和8年熊本地震の被災地支援のため、当院DMAT(災害派遣医療チーム)は、7月30日に八代市へ向けて出発し、8月4日に現地での活動を終えて戻ってまいりました。
野田健仁(医師)、園田満治(看護部長)、塩崎光治(総務課・業務調整員)、田上俊輔(看護師)、能野明美(看護師)、上妻友紀(臨床工学技士・業務調整員)の6名が派遣隊員として現地入りしました。
現地に近づくにつれ、倒壊した建物や電信柱、立ち上る煙、ひび割れた道路が目に飛び込み、被害の大きさに隊員一同、言葉を失いながらも心を引き締め、熊本県南活動拠点本部・熊本労災病院へ向かいました。
左上写真:左からNs田上、Ns能野、Ns園田、Dr野田、Log塩崎、Log上妻 |
30日午後に八代市へ到着すると、対策本部の指示のもと、被災された皆さまへの医療支援活動を開始しました。初動医療、八代市から熊本市内への施設間患者搬送、日中と夜間の救急外来支援、赤トリアージ患者の初療対応といった病院支援をはじめ、情報統合、現場調整などの活動にあたりました。
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最後に、今回の活動を終えた隊員から、現地で感じたことや活動への思いを寄せてもらいましたのでご紹介します。
初出動となった看護師 田上俊輔さん:
実際に現地に入り、被災された方々の医療現場の状況を目の当たりにしたことで災害がもたらす影響の大きさを改めて実感しました。普段の医療現場とは異なり、限られた人員や物資、情報の中でその時々に必要な医療・看護を判断し、対応していくことの難しさを感じました。
今回の活動を通して、災害医療では一人の力ではなく、医師・看護師・業務調整員、救急隊、その他多くの職種が情報を共有し、お互いが協力して活動することが非常に重要であると改めて感じました。現地で活動する医療者どうしが声を掛合い、患者さんを少しでもよい方向へつなげようとする姿をみてチーム医療の大切さを強く感じました。
初出動となった看護師 能野明美さん:
早く現地へ向かいたいと気持ちがはやる一方で、道路の寸断による通行止めや渋滞などにより移動が困難で、現地入りすることの難しさを痛感した出動でした。
現地到着後も、余震への不安を抱えながらの活動となりました。道路の悪条件による患者搬送時の車両の揺れ、断水や医療資源の不足により手術や透析ができないなど、厳しい状況に直面しました。また、限られた環境の中で現地スタッフと連携しながら活動することの難しさも痛感しました。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧と復興を、心よりお祈り申し上げます。
