田上理事長の講話
新年明けましておめでとうございます

毎朝、病院に来て駐車場に車を止めると、外来から手を振ってくれる職員がいます。
玄関の植え込みに人知れず綺麗な花を育ててくれている職員がいます。
人知れず外来のソファーを消毒してくれる職員がいます。
診療で疲れていると、さりげなく温かいコーヒーを淹れてくれる職員がいます。
誰に言われるでもなく病院のいろいろな場所に花を活けてくれている職員がいます。
いつも元気に「おはよう!」と肩を叩いてくれる職員がいます。
誰が教えるわけでもなく、片膝をついて車椅子の患者さんと話してくれる職員がいます。
感染のリスクを顧みずに患者さんの看護に当たってくれる職員がいます。
体調の悪い同僚のために勤務変更をしてくれる職員がいます。
廊下に落ちているゴミをそっと拾ってくれる職員がいます。
自分の家族の介護でさえ大変なのに、黙々と仕事をこなしてくれている職員がいます。
足が不自由な患者さんを見つけると優しく車いすに乗せてくれる職員がいます。
多忙にもかかわらず無理な入院のお願いを快く引き受けてくれる職員がいます。
どうやったら患者さんが家で過ごせるかをいつも必死に考えてくれている職員がいます。
子供さんを育てながらも夜中の呼び出しに応じてくれる職員がいます。
毎日検査しながら患者さんと楽しそうに話してくれる職員がいます。
患者さんを笑わせようと面白い話をしてくれる職員がいます。
遠いところから来て種子島人のために働いてくれている職員がいます。
外来の待ち時間を少なくしようと、早く来て朝の仕事を始めてくれている職員がいます。
笑顔で「大丈夫ですよ」「お大事に」と言ってくれる職員がいます。
ご家族を気遣い、亡くなられた方をとても綺麗にして送り出してくれる職員がいます。
10年、20年、30年、そして40年以上もの長きに亘り勤務して頂いている職員もいます。



インフルエンザの流行は収まらず救急車もひっきりなしだったなか、
年末年始にも関わらず勤務して頂いた多くの職員がいました


そんな職員の皆さんに、改めて心から御礼申し上げます。
ありがとうございます。


職員皆様の今年のご多幸と島民の皆様のご健康をお祈り申し上げ、
私の新年の挨拶とさせて頂きます。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。



理事長  田上 寛容